私と姉はぽっちゃり体型。
一緒になっていろんなダイエットを試してみたけれど、結果はいつも一緒。
「もうこのまま一生このままかもね」なんてお互いに話していた、そんな時。
『痩身エステ お試し3000円』の広告を見つけたのです。

「お試しだし、やってみる?」
軽い気持ちで行った痩身エステ。
まさか4時間もそこから帰れないなんて、思いもしませんでした。

お試しで行った痩身エステは、全国に店舗を展開しているような有名なお店ではなく、初めて聞く名前のお店でした。
キッチリと髪を束ね、いかにも気の強そうな人とカウンセリングをし、姉と私はそれぞれ同じ施術を受けることに。
セルライトをつぶす機械がとにかく痛く、「痛いのですが」と伝えても「それがエステですから」と跳ね返され。
手での施術もあまり気持ちいいとは言えないような感覚。全体を通して「なんだかいまいち」と感じる施術でした。

やっと痛みから解放され、採寸をすることに。
私は痛みがあった割にほとんど数値に変化がなく、「そういう体質なんでしょうね」と言われる始末。

一方の姉は、なんとウエストが3cmもダウンし、二の腕も1.2cmダウンしたのです。
これには店員さんたちも「1回でこんなに変わる人はそういませんよ!よっぽどうちの施術と相性が良いんですよ!」と目を輝かせていました。

案の定、終わってからは猛アタックが。
「すぐ始めたらすぐに効果が出ますよ!」
「妹さんが見てもこの数値はすごいですよね!?やらなきゃ勿体ない!」
「ずっとそのままでいいんですか!?」
気付けば一人だった店員さんは4人に増え、全員にテーブルを囲まれる状態になっていました。

断ろうとすると「でも見てくださいよこの数値!」と畳み掛けてくるので、しゃべる時間すらない。
『妹の方を味方につけてどうにか契約を』という店員さんたちの勢いは恐怖を感じるほどでした。

そんなこんなで時計に目をやると、開始からもう4時間も経とうとしていました。
いい加減うんざりして「結構ですから!もう二度ときません!」と声を荒げると、眉間にシワを寄せながらやっと会計の手続きをしてくれました。

その後も他のエステに行きましたが、あんなにしつこく、恐怖すら感じた勧誘は、あのエステが最初で最後です。

 

断り方

電話だったら電話を切る、歩いている時なら走って逃げるなど、しつこい勧誘には「離れることで諦めさせる」方法もありますが、店舗だと密室なのでなかなか難しいものです。
こっちが何か反応をすると、「少しでも可能性がある」と思って諦めることはないので、契約する意思がないことを伝え、それ以上は何も答えずに早めに店を出ましょう。
しつこい勧誘には、「きっぱりと断ること」が大切です。